今回は、王様ランキングボッジの母親は誰でどんな人?生みの親・シーナと育ての親・ヒリングと題してお届けしていきます。
2021年10月からのアニメ放送が決定してから、さらに盛り上がりを見せている王様ランキング。
主人公・ボッジがさまざまな逆境を乗り越えて成長していく姿が魅力のひとつとなっています。
そんなボッジの母親として第1話から登場するヒリングですが、彼女は育ての母親で、ボッジの生みの親ではありません。
そこで今回は、王様ランキングの主人公・ボッジの母親について、現在分かっていることをまとめていきます。
それでは王様ランキングボッジの母親は誰でどんな人?について見ていきましょう。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ最新話をまだ見ていない方が閲覧する際はご注意ください。
王様ランキングボッジの母親・シーナ
ボッジの実母であるシーナ。
シーナはボッジを心から愛しており、死ぬ間際も身を挺してボッジを死守しました。
そして、死後の世界でもボッジのことを褒めており、ボッジへ深い愛情を向けています。
王様ランキングボッジの母親・シーナは巨人族
初登場シーンで、ボッジと世界一立派な王様になる約束をしたシーナ。
ボッジと指切りをするシーンでは、やけに体が大きいと感じた方も多いのではないでしょうか?
実はシーナは、世界一強い巨人族の女性戦士だったのです。
初対面のボッスに「私と戦う気か?」と発言しており、その強気な性格が伺えます。
そんなシーナに、いきなりボッスは「ぜひ私と結婚し子を産んでほしい!」とプロポーズしました。
それを聞いたシーナは赤面し、「私は強さだけを追及している」と恥ずかしがりながら話すなど、女性らしくてかわいい一面も持っています。
それから二人は戦い、シーナはボッスの強さを認め結婚しました。
王様ランキングボッジの母親・シーナの性格
初対面のボッスに「私と戦う気か?」と発言するなど、強気な性格が伺えるシーナ。
しかし、ボッスが「ぜひ私と結婚し子を産んでほしい!」とプロポーズすると、真っ赤になって恥ずかしがるかわいい一面を見せました。
その後、ボッスの実力を確かめるかのように戦いを挑んだシーナは、ボッスに負けても悔しがることなく「うむ 強い」と戦ったボッスに対して尊敬の眼差しを向けます。
そして「…私はなぜ強さを求めたのか」とつぶやきます。
するとボッスは得意げに「強い男がいなかったのでは?」と答えますが、シーナは「それは違う」と言って笑い合います。
このように、初対面のボッスとすぐに打ち解けることができています。
また生と死の川辺で、シーナはミランジョの母親と共に、ミランジョの前に現れます。
黄泉の国で出会い、仲良くなったのかも知れません。
どちらにせよ、人と打ち解けやすい社交性のある性格といえると思います。
さらに、自分を殺したミランジョに対しても「もうお前を恨んではいないよ」「罪を憎んで人を憎まずだ」と許しています。
このことからも、シーナは愛情深く素直で人と打ち解けやすく、寛大な心を持っている女性であることがわかります。
王様ランキングボッジの母親・シーナのボッジに対する思い
ボッジが生まれた時「私たち巨人の子なのにこんなに小さいの」とボッスに悲しそうに伝えたシーナ。
しかし、すぐに「でもでもっ とてもかわいいの」と優しい笑顔を見せています。
ボッジがいじめられた時には、ボッジを撫でながら「大丈夫よ あなたは強い子」「たくさんの嫌なことを乗り越えていける」「そしてあなたは世界一立派な王様にならなきゃね」とボッジと約束しています。
また、幼いボッジを連れてまだ小さな国が見渡せる丘に登り「ボッジ あなたの国なのよ」と言い聞かせています。
そして、小さいボッジにも立派な王様になって欲しい。
いつか優しく強い王様になってくれると信じていました。
シーナはボッジが物心がつく前に亡くなっています。
しかし、ボッジはシーナの言葉や笑顔、命懸けで自分を守ってくれたことを覚えています。
王様ランキングボッジの母親・シーナが死亡した理由
シーナが死亡した理由は、大量の矢で射られて深手を負ったことです。
幼いボッジを守っているので、もしかしたら最初の標的はボッジだった、またはまとめて2人とも暗殺する計画だったかもしれません。
頭上にはドラゴンに乗ったミランジョが、シーナを見下ろすように立っており、懐から出した鏡で、遠方に合図を送っています。
それを見た怪物たちによって一斉に放たれた矢が、次々とシーナの体に突き刺さります。
シーナの懐で守られているボッジの頭上から降ってくる血の雨。
これは幼いボッジにとってはトラウマものの体験だったと思います。
しかしそれと同時に、血を流したミランジョがドラゴンから落下してきます。
そして、そこに見覚えのある魔神の足が現れました。
「まだ死ねない…」と魔人に助けを求めるミランジョ。
この時、ミランジョは魔神と契約をして死んだ時には魂を食べられてしまうことになってしまいました。
王様ランキングボッジの母親・シーナとミランジョとの関係
ミランジョは、シーナに嫉妬していたのではないでしょうか。
ボッスは力を手に入れるためにシーナに近づきました。
しかし、二人は一緒に戦ったり冗談を言い合ったり思いのほか仲睦まじい様子でした。
また、ミランジョの母親と仲良くなり、一緒に説得されるのは辛かったと思います。
ミランジョは、ギャクザ国の住民からひどい虐待を受けていました。
そのため、ボッス以外の人に心を開くのが難しくなっています。
すぐに人と打ち解けることができるシーナが羨ましかったのです。
またミランジョには「ボッスと共に旅を続ける」という願いがありました。
そのためボッスが王国を作り、シーナやボッジと一緒に住むのを快く思っていなかったことは確実です。
ボッスは最強の力を手に入れる必要がありましたが、ボッジから力を奪ってしまえばミランジョにとって2人はもう用済みだったのかもしれません。
ミランジョはシーナを殺すときに、シーナに一切の慈悲はなく冷酷な目で睨みつけています。
王様ランキングボッジの母親・ヒリング
ダイダの実母であり、ボッスの育ての母であるヒリング。
気難しい性格で、最初はボッジに怖がられていましたが、手話を覚えたり治癒の魔法で枯れかけた花を元気にしたりと、絶えまぬ努力によりボッジとの仲を深めていきます。
さらに、ダイダが生まれた後でもボッジを気にかける優しさがあります。
キツそうに見えて、ボッジを心から愛している2人目の母です。
王様ランキングボッジの母親・ヒリングの性格
見た目もそうですが、キツイ性格で、ヒステリックな言葉を発することの多いヒリング。
ボッジの相棒のカゲからは「ヒステリック・ボインババア」と呼ばれています。
しかし、その印象が180°ひっくり返るシーンがあります。
怪我を負ったボッジのために回復魔法を使うシーンです。
それ以外にも、言いたいことを口に出した後には、言い過ぎたことを反省していたり、ボッジを守るために前国王であるボッスの遺言を却下し、わざと王位に就かせなかったりしています。
自分の実の子供ができたらその子供だけを贔屓しそうなものですが、ヒリングはボッジにも同様に愛情を注いでおり、愛情深く優しい心を持った女性であることがわかります。
王様ランキングボッジの母親・ヒリングのボッジに対する思い
城にやって来た時、耳が聞こえずしゃべる事ができないボッジに「今日からあなたのママよ!」と伝えるヒリング。
しかし、当時のボッジは前王妃であるシーナ以外には心を開いておらず、その場から立ち去ってしまいます。
「徐々に心を開いていくから」と、ボッジに何度もスキンシップを試み、ことごとく失敗に終わる中、ヒリングは気まぐれに近くにあった枯れかけた花を回復魔法で元気にしました。
それを見ていたボッジは大喜びし、他の花もやってほしいとヒリングを花壇へと連れて行きます。
「勘弁してよね すごい疲れるんだから……」と言いながらも、ボッジのために枯れかけていた全ての花に回復魔法をかけます。
さらにボッジがダイダと戦って身体をボロボロにされた時にも、大暴れするほど不味いマジックポーションを何度も飲みながら、ボッジを治癒したのです。
ボッジはヒリングから見ると継子ですが、ヒリングは本当の息子であるダイダを優先するという事はなく、2人の息子を本当に大事に思っている優しさや愛情の深さを感じることができます。
王様ランキングボッジの母親・ヒリングの能力
ヒリングの能力は回復魔法です。
名前はその名の通りヒーリングから来ていると推測できます。
能力的にはかなりチートじみており、自他共に回復させることができます。
そしてその能力の効果範囲は広く、動物だけでなく植物にも効きます。
しかし、食いちぎられた足や潰れた目は再生できませんし、大ケガを治すにはマジックポーションが大量に必要になります。
王様ランキングボッジの母親・ヒリングは死亡する?
ミランジョによって、度々その命を狙われることになるヒリング。
ボッジが旅に出た際の「悪い予感がしたのよ」「ボッジともう会えなくなる予感…」「そして……」「ダイダとも……」という言葉はヒリングの死を予感させましたが、現在(2021年8月時点)まで死亡はしていません。
しかし、死亡しそうになった場面がなかったわけではありません。
1回目は、ミランジョの洗脳した凶暴な魔物に襲われたとき。
寝ているヒリングの元に魔物が送られますが、護衛のドルーシが瀕死になりながら守りました。
2回目は、1回目よりも多い魔物と冥府の囚人たちを連れて、ミランジョが現れたとき。
護衛のドルーシはもちろん、他の騎士たちや巨大ヘビのミツマタ、ボッジの力によって九死に一生を得ました。
まとめ
今回は、王様ランキングボッジの母親は誰でどんな人?生みの親・シーナと育ての親・ヒリングと題してお届けして来ましたが、いかがだったでしょうか。
性格は違えど、シーナもヒリングもボッジのことを愛しており、その成長を優しく見守っています。
そして、そんな2人の優しさはボッジにも受け継がれたようです。
王様ランキングには、シーナとヒリングの他にも、様々な個性をもった魅力的なキャラがたくさん登場します。
2021年10月からのアニメ放送開始が発表された王様ランキング。
見ようと思っている方や気になっている方は、ぜひこの機会に、原作漫画の方も読んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。
【関連記事】王様ランキングアニメはいつからいつまで?放送局や曜日も紹介!
登場人物解説(ネタバレ注意)
ボッジ | カゲ | ダイダ |
ヒリング | ダーマス | べビン |
アピス | ドルーシ | ホクロ |
ボッス | シーナ | ミランジョ |
デスハー | デスパー |